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遺言書の作成を弁護士、司法書士、行政書士に依頼した場合、どのような違いがありますか?どこにお願いしたらいいかわからず困っています。

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今回はこのような疑問にお答えします。

「遺言書 作成」などとインターネットで検索すると、弁護士や司法書士、行政書士事務所で遺言書作成支援をしていることがあります。

ですが料金(報酬額)や相談料、面談料などもバラバラであり、いったいどこに依頼したらいいのかわからないことも多いはず。

この記事では、遺言書の作成を弁護士、司法書士、行政書士に任せる場合の違い、それぞれのメリット・デメリットをお話します。

遺言書の作成を弁護士や司法書士、行政書士に任せる共通メリット

弁護士も司法書士も行政書士も、遺言書の作成支援(文案作成、チェック、アドバイス等)を専門業務とすることができます。

つまり結論から言えば、どの専門家に依頼しても、法的に有効な遺言書が完成します。遺言に関する相談にも当然のってもらうことができます。

ここで、弁護士や司法書士、行政書士などの専門家に、遺言書の作成支援を任せた場合、共通のメリットとして次のものがあります。

  • 法律家に任せることで、遺言の無効を回避できる
  • 相続や遺言に関する相談ができる

上記2点のメリットが、遺言書を作成する上で最も重要なものであると言えます。せっかく作った遺言書が、法的要件を満たさず無効、、だなんて最悪ですからね。

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法律(遺言)の専門家である弁護士、司法書士、行政書士に作成支援を任せることで、上記メリットのように法的に有効な遺言書を問題なく作成可能ということです。

elder_man_fuman

う~ん、これだと逆にどの専門家にお願いしたらいいのかわからないなぁ。。

別の視点から見た比較を次でお話します。

【比較】遺言書の作成を弁護士、司法書士、行政書士に任せる。どう違う?

遺言書を有効に作成する、という最も重要な視点から言えば、弁護士、司法書士、行政書士のどの専門家に依頼しても問題ありません。これは上でお話したとおりです。

ここで、他の視点、例えば料金(報酬額)などに焦点をあてた場合の、メリット、デメリットを簡単にまとめてみました。下表をご覧ください。

メリット デメリット
弁護士 裁判手続きの相談ができる 報酬額が高額になることが多い
司法書士 登記手続きの相談ができる 報酬額が高額になることが多い
行政書士 報酬額は比較的低い 裁判や登記の相談に不向き

 

遺言や相続について、万が一相続人でトラブルになったとき、やはり頼れるのは弁護士です。裁判の相談にのってもらえるのは心強いでしょう。

司法書士なら、相続による不動産の登記手続きなどを引き受けてくれるでしょう。相談も当然可能です。

とはいえ、一般的にではありますが、弁護士や司法書士に遺言書の作成支援をお願いした場合、その報酬額はかなり高額になることがあります(総額20万円を超える場合も)。ネット検索すればすぐにわかるでしょう。

行政書士ですと、当事務所を含め、遺言書の文案作成を比較的低い料金設定で引き受けている事務所が多い印象です(3万円~10万円程)。

とはいえ、行政書士は裁判手続きや登記手続きを代理で行うことはできません。

料金やその他手続きに関する違いは、おおよそ上記のとおりです。

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とはいえ、相続で争いにならないように遺言書の作成支援をしていきます。当事務所でも、相続争いを回避する観点から遺言書作成支援をしております。

elder_man_nattoku

ふむふむ、なんとなくわかってきました。

自分で遺言書を作成し、チェックだけ専門家に任せる選択肢もある

遺言書の作成支援と言っても、次のようなサービスにわかれると思います。

  • 遺言書作成の全てを専門家に丸投げするもの
  • 文案と枠組みを自分で作成し、法的チェックを専門家に任せるもの

今や書籍やネットを調べることで、遺言書の作成方法はいくらでも紹介されています。当事務所が運営するこのブログでも、遺言の作成方法をゼロから解説しています。

このため、昔とは違い、今では多くの方がご自分で遺言書を作成できるようになってきました。

とはいえ、それでも些細な不備が見つかり、相続開始後に遺言が無効になってしまう、、というケースはしばしば発生しているようです。

そこで、ご自分で作成された遺言書のチェックだけでも専門家に依頼する方もいらっしゃいます。ゼロから作成を任せるより、費用を抑えることが可能でしょう。

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法律に興味をもち、遺言書をご自分で作成してみたい、という方は、無効回避のため、法的チェックを専門家に任せてみる選択肢もありますね。

elder_man_nattoku

なるほど、そんなサービスもあるのですね。途中まで作った遺言書があるので、専門家にチェックしてもらいます!

まとめ

遺言書の作成支援を弁護士、司法書士、行政書士に任せる場合のメリット・デメリットについて簡単ではありますが、ご紹介してきました。資格の違いはあれど、どの専門家も遺言書の作成という業務に誇りをもっております。そこに違いはないでしょう。

今や遺言書を作成される方は非常に増えており、これは遺言書が相続後の争い回避に重要であるという認識が広まってのことだと感じます。

法的に有効な遺言書を作成し、大切なご家族の争い(裁判)を未然に防ぐことが、非常に大切かと存じます。