こんにちは。行政書士の大石です。

祭祀主宰者を遺言で指定することができます。

祭祀主宰者とは、お墓や仏壇などの祭祀財産を管理しつつ、祖先を祭り、葬儀や法事などを代表して行っていく者のことです。

祭祀主宰者を指定する文例をご紹介します。

遺言書を作られる方へ

遺言書の書き方にはルールがあります。形式上の不備があった場合、遺言書が無効となるので注意する必要があります。

覚えることはとっても簡単です。

書き始める前に、まずは以下の記事をお読みいただくと安心です。

【生前対策】遺言書の書き方・文例をケース別に解説!(見本あり)

遺言書の文例を以下に記載します。

遺言書

遺言者 山田太郎は、次の通り遺言する。

第1条

遺言者は、祖先の祭祀を主宰すべき者として、長男山田五郎(昭和〇年〇月〇日生)を指定する。

2. 長男山田五郎には祭祀に必要な費用に充てるため、次の遺言者名義の預金債権を相続させる。

みずほ銀行浜松支店 普通預金 口座番号××××

平成〇年〇月〇日
静岡県浜松市〇区〇〇町××
遺言者 山田太郎 

祭祀主宰者に指定された者が、先祖代々のお墓や仏壇などを管理していくことになります。

当然管理費や葬儀費用などがかかるので、費用として財産を相続させる遺言の文例となります。

なお、祭祀主宰者を指定する場合、事前に相手の承諾を得るようにしましょう。

なぜなら、祭祀主宰者の指定は強制ではなく、指定された者が遺言者の死後に拒否することもできるからです。

昔は、長男が祭祀主宰者となることが多かったようですが、今ではそのような慣習も失われつつあるようです。

もっと知りたい方へ

様々な財産別・ケース別に、遺言書の書き方、文例を豊富に用意しています。

【様々な財産・ケース別】遺言書の文例・サンプル集、書き方(見本付き)