こんにちは。行政書士の大石です。

遺言執行者を指定する場合の遺言書の書き方、文例をご紹介します。

遺言執行者には誰がなっても構いません。相続人がなることもできます。

ですが、相続人同士の争いやトラブルを回避し、円滑な相続手続きを進める上で、弁護士や行政書士などの法律の専門家に依頼することをお勧めします。

遺言書を作られる方へ

遺言書の書き方にはルールがあります。形式上の不備があった場合、遺言書が無効となるので注意する必要があります。

覚えることはとっても簡単です。

書き始める前に、まずは以下の記事をお読みいただくと安心です

【生前対策】遺言書の書き方・文例をケース別に解説!(見本あり)

遺言書の文例を以下に記載します。

遺言書

遺言者 山田太郎は、次の通り遺言する。

第1条

遺言者は、本遺言の遺言執行者として、次の者を指定する。

住所:静岡県浜松市中区〇〇町××
職業:行政書士
氏名:法務太郎
生年月日:〇年〇月〇日

第2条

遺言執行者は、この遺言に基づく不動産に関する登記手続き、預貯金等の金融資産の名義変更、解約、払い戻し、その他この遺言の執行に必要な一切の行為を単独で行う権限を有する。

第3条

遺言執行者は、必要がある場合には、第三者に遺言執行事務を委託することができる。委託された第三者は、その委託事務の処理について遺言執行者と同一の権限を有する。

平成〇年〇月〇日
静岡県浜松市〇区〇〇町××
遺言者 山田太郎 

第1条のとおり、遺言執行者として指定する者の氏名、住所、職業、生年月日を記載します。

第2条は、遺言執行者に付与する権限について記載します。

第3条には、遺言執行者が遺言執行事務を行えない理由がある場合に、第三者に事務の委託ができる旨を規定しています。

また、文例には記載していませんが、遺言執行者に支払う報酬について書くこともできます。必要に応じて加筆しましょう。

もっと知りたい方へ

様々な財産別・ケース別に、遺言書の書き方、文例を豊富に用意しています。

【様々な財産・ケース別】遺言書の文例・サンプル集、書き方(見本付き)