今回は離婚届や婚姻届に必要な証人の代行サービスについてです。見ず知らずの人に証人を頼んで大丈夫なのか?不安ですよね。

証人代行サービスは果たして安全かどうかをお話してみます。あくまで私個人の見解ですのであらかじめご了承ください。

離婚届に必要な証人。代行サービスは安全?

インターネットで[離婚届 証人 代行]と検索してみると、非常に多くの代行サービスのサイトが見つかります。

私もその全てを確認したわけではないですが、おおよそ次の2パターンに分かれます。

  • 行政書士などの法律家が運営する代行サービス
  • 上記以外(匿名サービス等)

行政書士や弁護士などの法律家は当然法律によって守秘義務が課せられています。簡単に言えば、業務によって取得した個人情報を厳重に管理し、絶対に外部に漏らさないという決まりです。廃業後もこの縛りは続きます。

法律家は依頼人の個人情報を管理することが多く、秘密保持の義務や漏洩には罰則(懲役や罰金)もあるので、その管理体制はかなり厳重なものとなります。

このため、離婚届などの証人代行サービスを法律家に任せるのは、まったくもって問題ありません。

法律家はかなり困難な国家資格を取得し、人格面でも多くの研修を積み、個人情報・プライバシーの大切さ・価値の重さを重々承知して依頼をこなしているためです。

匿名サービスは正直わかりません…

私が実際にインターネットで検索してみて、証人代行サービスのホームページをいくつか閲覧してみると、どうも法律家以外の団体(組織)が運営している証人代行サービスもあるようです。

それは良しとして、運営者情報を探してみると、まったく見つからなかったり、あっても匿名だったり愛称だったりするサイトもいくつか存在していました。

証人代行サービスを運営している組織の素性がまったく不明である点から、この証人代行サービスは絶対に安全か?と問われると、「わかりません。」という他ありません。

まとめ:ご依頼の際は慎重に!

証人代行を依頼する場合、お客様の個人情報を任せることになります。

ですので、どの代行サービスに依頼をかけるかは自由ですが、依頼の際は慎重になって行いましょう。プライバシー管理は万全か、漏洩の恐れはないか、運営者情報は?などなどです。